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開祖法眼位常寂院日近大僧都坐像

福井県小浜市生まれ
身延山第二十一世日遠上人の弟子になり、
静岡貞松蓮永寺第十一世ならびに甲州身延大野山本遠寺第四世を勤めた人です。
養珠夫人お萬の方に資助を得、その猶子と成りました。
丞応二年八月二十一日にお萬の方の葬儀を済ませ、隠居する事を申し出て居ります。
そして、ここの地を選び寺として完成し、隠居地として定めたのが寛文十年であります。
日近上人は富士山が非常に好きで常に霊山富士の研究をして居られましだが、
「この地から観る富士の姿が最も荘厳である」として、
五十三歳の時本遠寺からこゝに移り、自ら大野別院と称して居られました。
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